玄米黒酢の甘酢あん

天然アミノ酸の宝庫で、酢酸やクエン酸などの有機酸、ビタミンやミネラルも豊富に含まれる「黒酢」。調味料としてはもちろん、サプリメントやドリンクタイプのものなど、様々な商品が販売されている黒酢は、代謝促進、疲労回復にと、ダイエットや美容、健康食品としても注目されています。スポーツをする方は特に、愛飲される方が多いそうですよ。

玄米黒酢を水で薄めて飲むだけでもいいのですが、普通のお酢と同じように、どんどん料理にも活用したいですね。脂っこい食べもの、ラーメンや餃子などにかけても良いです。また、おすすめしたいのは、玄米黒酢を使ったあんかけ料理。定番の肉団子にからめると、さっぱりと美味しくいただけます。ツンとしすぎないまろやかな酸味とコクで、酸っぱいものが苦手な方も、これならきっと気にせずもりもり食べられると思います。

玄米黒酢の甘酢あん

【材料】
・だし汁   150ml
・玄米黒酢  大さじ3
・酒     大さじ2
・砂糖    大さじ2
・醤油    大さじ2
・片栗粉   大さじ1

※中華風レシピの場合は、和風のだし汁に変えて、水150mlに中華ブイヨン小さじ1程度

【黒酢あんの作り方】
片栗粉以外の調味料を合わせ、加熱して砂糖を溶かします。軽くひと煮立ちしたら少量の水(分量外)で溶いた片栗粉を回し入れ、とろみがつくまでかき混ぜながら加熱します。ひき肉に玉ねぎのみじん切り、生姜、味付けは酒、醤油、塩胡椒、ごま油、つなぎに片栗粉を少々。粘り気が出るまで混ぜ合わせて食べやすい大きさに丸めます。油で揚げ焼きした肉団子にあんをからめます。

お好みの野菜やきのこ類を炒めてあんをからめれば、野菜の黒酢あんかけになります。ベジタリアンの方には、肉団子の代わりに厚揚げをチョイスして。あんかけ蕎麦にしてもいいですね!

黒酢と普通のお酢との大きな違いは、原料。穀物から作られるのは同じですが、一般的なお酢は精米されたお米が主原料であるのに対し、黒酢(米黒酢)は玄米を用います。

■米黒酢:穀物酢のうち、原材料として米(玄米のぬか層の全部を取り除いて精白したものを除く。)又はこれに小麦若しくは大麦を加えたもののみを使用したもので、米の使用量が穀物酢1Lにつき180g以上であつて、かつ、発酵及び熟成によつて褐色又は黒褐色に着色したものをいう。

(醸造酢の日本農林規格より抜粋)

「飯尾醸造 富士玄米黒酢 500ml」は、京都・丹後の山里で農薬を使わずに栽培した玄米と水のみを使用。なんと、酢1Lを造るために240gの玄米を贅沢に使用しているのだそうです!古式「静置発酵」で酢を醸し、さらにじっくりと「長期熟成」させて造られた、こだわりの玄米黒酢です。

 

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