抹茶の葛湯

やさしいとろみでカラダの芯から温まる!寒い冬に欠かせない、定番のくず湯。寒い冬や体調を崩しやすい季節の変わり目などに、昔から愛され続けています。

この「葛(くず)」は、くず湯のほか葛餅、葛切り、などに使われていることで知られていますが、あの漢方薬の葛根湯(かっこんとう)も、この葛の根っこが主原料なのですね。葛は山野に生育しているマメ科のつる性植物で、根の部分に含まれている澱粉をとりだして粉状に加工するわけですが、そもそも、葛自体がとても希少工程にかなりの手間がかかることから、必然と出来上がった葛粉はとても高価なものになります。

一般に「葛粉」として販売されていても中には、葛だけでなく、ばれいしょ澱粉などを加えたものもあります。ホンモノの「葛粉」は、葛の根の中に含まれている澱粉を粉状にしたもの。ですから、「葛粉」を選ぶときには「本葛」と書かれているかどうかをまずチェックしましょう。また、原材料表示を見て「葛」のみを使用しているもの、「本葛100%」がおすすめです。

最近では、あらかじめフレーバーや甘みが加えられていて、お湯で溶くだけの便利なインスタントタイプも流通していますが、作り方はカンタン!是非ご家庭で作ってみてください。また、葛粉はあんかけなど、お料理のとろみづけなどにも使えますから、常備しておくといいですね♡

無双本葛100% 140g
▽ORGANIC STORY
https://www.or-st.com/shopdetail/000000000014/

抹茶の葛湯の作り方
【材料】
無双本葛  15g
・抹茶      小さじ2
北海道産 てんさい含蜜糖・粉末 大さじ1~2
・水 350ml

1.無双本葛 を、50mlの水で溶いておく。

2.小鍋に抹茶、甜菜糖、水300ml を入れて加熱しながら混ぜ溶かす。

3.1で水に溶いた本葛を加え、鍋底からたえず混ぜて、とろみがつき透明感が出るまで練る。