山形 南陽市にてアンフォラ(素焼きの甕)で作られるナチュラルなワイン

大のお酒好きであります(きっぱり)

食を楽しむためにお酒はなくてはならないものです(きっぱり笑)

そんな酒好きの真藤舞衣子ですが、お酒ならなんでも良いというわけではございません、食も同じですが、きちんと造り手の顔が見えてその背景と工程、想いなどが伝わるものをチョイスして食と一緒に楽しんでいます。

今回ご紹介するのは、グレープリパブリックのロッソ2018(ROSSO 2018) 750ml ワインです。

北に丘陵、南に沃野が広がる山形県南陽市に畑と醸造施設があり、1日を通して寒暖差が大きく湿度の低い気候と、水はけのよい地質を持つので、ブドウ作りに適した土地であります。増え続ける耕作放棄地を再生させたいという思いから、ここを拠点に質の高いブドウそしてナチュラルワインを造ることで、新規就農者や新しいワイナリーが増え、街全体で“グレープリパブリック=ブドウ共和国”といえるような一大ワイン産地になるのが目標だそう。

そしてこの土地で造られた自社農園のブドウは除草剤はもちろんのこと、化学肥料などの農薬は使用していません。

アンフォラで造られた軽やかな赤ワイン

 

この、注いだ時の色をご覧になるとわかるのですが、明るく軽やかな赤色をしています。

それもそのはず、セパージュがスチューベン52%、デラウェア26%、ヤマ・ソーヴィニヨン10%、メルロー4%、ロザリオビアンコ7%、ネオマスカット5%と白ぶどう品種などもブレンドされ補糖や補酸も行わず、野生酵母で造られ、タンニンも軽く非常に飲み心地の良い赤ワインです。

そんな飲み心地の良いワインにぴったりなオススメのおつまみを紹介します。

フライパン1つで簡単おつまみ、「きのこのマリネ」

材料:作りやすい分量

好みのきのこ ここでは

舞茸 1パック

しめじ 1パック

にんにく 1片

塩 適量

ローズマリー(ローリエなどでも可)

鷹の爪 1本

オイル(オリーブオイルと菜種油半々にしてますs)

 

<作り方>

きのこは軸をとり、小分けにする。

フライパンに薄く油を入れ、満遍なく行き渡ったらきのこを並べて中火の弱火で焼く。

焼いている最中は何度もひっくり返さずに、下の部分がこんがりしてから返す。炒めてしまうと水が出やすく、べちゃべちゃしてしまうので、ここは根気よく焼きましょう。

同じフライパンにオリーブオイルなどを大さじ3ほどと、にんにくの薄切り、鷹の爪、ローズマリーを入れてにんにくが焦げないように、きつね色になるま弱火でじっくりと香りを出す。

取り出したきのこを戻しさっと絡めたら保存容器に入れる。

その容器に軽くひたひたになるくらいオイルを注げば完成!

冷蔵庫で5日ほど日持ちがします。

そのまま食べるのはもちろん、パスタやサラダにも使えます。

15分もかからずあっという間にできてしまうのと、作り置きしてもすぐに食べられるのが嬉しいですね。

ちょうどワインとの相性もぴったりなので、ぜひ、試してみてはいかがでしょうか?

 

 

真藤舞衣子

料理家

会社勤務を経て、1年間京都の禅寺で生活、パリのリッツエスコフィエでディプロマ取得。主に発酵料理を得意とし、和洋中、お菓子、パンなど幅広い。書籍、雑誌、料理教室や食育、酒育活動、講演、レシピ、商品開発、テレビのコメンテーター、ラジオのパーソナリティなどでも活躍中。「和えもの」(主婦と生活社)「発酵おつまみ」(立東舎)「はじめてのみそ作り」(立東舎)「はじめてのサワードゥブレッド」(文化出版局)など著書多数。