
くるま麩のカリッとフレンチトースト
ふわふわっとしたお麩、みなさん普段はどうやって食べていますか?お鍋に入れたり、お吸い物やお味噌汁に入れたり、その活用方法はほとんどが和食。最近では、栄養価の高さとローカロリーな便利さに注目が集まっている素材のひとつ。今回はそんな注目の素材、お麩を使った簡単アレンジをご紹介します。
その素朴な味と佇まいからは想像できないほど、実は高栄養価でローカロリーなこと食材「お麩」。精進料理ではお肉の代わりとしても使われたりと、食べた後の満足感もさることながら、豊富なタンパク質が注目されています。また、脂質は少なく、高タンパク・低脂質。ナトリウムやカルシウム、鉄・亜鉛などミネラルも含まれている上、消化にもやさしく、とにかくうれしいポイントがたくさん。
今回使うのは「くるまふ 北海道産全粒小麦粉使用 」(ムソー)。お麩の多くは、小麦粉でも白い小麦が原料ですが、こちらのお麩は北海道産の全粒小麦を使用。普段、小麦の種類や原産地を気にする人にもうれしい素材を使用しています。
朝食にもおやつにも便利!浸けて焼くだけお麩フレンチ!
そんなうれしいがたくさん詰まった、お麩を使って作るのが「フレンチトースト」。いつもの食パンで作る食感とも違った、お麩ならではのカリッと感が楽しめる一品です。
まずは保存容器に、ミルク(今回はオーツミルクを使用)ときび砂糖、卵を入れてしっかりと混ぜ、漬け液を用意します。
浸け液ができたら、乾燥したままのお麩を浸して1晩冷蔵庫へ。オフが軽くて浮いてきてしまう場合には、こまめにひっくり返したりして中まで液が染み渡るようにしましょう。
熱したフライパンに、バターを焦げないように中火で馴染ませていきます。バターがない場合はココナッツオイルやオリーブオイルなどでも代用可能です。
全体的にバターが馴染んだら、漬け込んであったお麩を乗せて焼いていきます。両面がカリッと、きつね色に焼き色がついたら火を止めましょう。表面は焦げやすくなっているので、焼く時にも火加減には注意して焼き上げるのが、上手に出来上がるコツです。
あとはお皿に盛り付けて、メープルシロップやはちみつ、お好みのフルーツやジャムなどを乗せて完成です。しっかりと前の晩から浸けておけば、あとは焼くだけ。忙しい朝でも、ちょっとしたおやつにも便利な一品です。ぜひお試しあれ!
<材料1人分 >
・くるまふ(ムソー) : 2枚
・バター : 適量
⚫︎お好みのミルク : 150ml
⚫︎きび砂糖 : 大さじ1
⚫︎全卵:1個
・メープルシロップ:適量
・お好みのフルーツ:適量
<作り方>
1. 前日に⚫︎の材料を、保存容器に入れて全て混ぜわせて、くるまふ を浸けておく。
2. 熱したフライパンにバターが焦げないように馴染ませ、中火で1を乗せて両面がきつね色ににこんがり焼き上がるまで焼く。
3. 焼き上がったら火を止めて、器に盛り付け、メープルシロップ・フルーツを盛り付けて完成
◆プロフィール◆
松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター
東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
Instagram @yukari_matsuura_