玄米餅のツナコーンピザ

そろそろ1月も終わり。あっという間の1ヶ月です。そういえば、お正月に食べたお餅、食べ切りましたか?キッチンの片隅に「実はまだ転がっている・・・」なんて人もいるのでは。お正月、大仕事を終えたお餅の使い切りレシピをご紹介します。

わかってはいるものの、お正月をすぎるとどうしても残りがちなアイテム「お餅」。焼き餅だけでは短調で、飽きてしまうのもわかります。そんなお餅を、今回は子供から大人まで楽しめる洋風レシピでアレンジします。

今回使うのは「玄米もち〈特別栽培米使用〉」(ムソー)。特別栽培の玄米餅米は、白いお餅に比べてより一層芳ばしい香りが楽しめるのが特徴。もちろん、シンプルに熱々に焼き上げても美味しい一品です。

 

お餅を生地にもちもちカリッとピザに変身!

そんなお餅も流石にお醤油と海苔、といつものコンビネーションでは飽きがち。今回はガラッと雰囲気を変えてピザアレンジにトライしてみましょう!

まずは、お餅を縦に薄く3等分程度に切ります。この時、お餅がグラグラするので指などを切らないように注意して、ゆっくり切りましょう。

強火で熱したフライパンに、ごま油を馴染ませ、薄く切ったお餅を並べていきます。重なってしまっても大丈夫なので、トッピングを乗せやすいよう、面積がなるべく広くなるように置いていくのが美味しく出来上がるコツ。

中火で、両面にこんがりときつね色の焼き目がつくように焼いていきます。しばらく熱して、お餅同士がくっついてから裏面にひっくり返してしっかり焼きます。ここでしっかりカリッと焼いておくと、食べる時の食感も美味しくなります。

お餅をひっくり返したら、まず最初に満遍なくチーズを乗せていきます。もちろん、お餅からはみ出してもOK!はみ出たチーズもフライパンの上でカリッと焼き上がります。

次にトッピングの材料を乗せていきます。今回はあらかじめ用意しておいた、ツナマヨコーンとソーセージで。他にも・・・

刻みキムチと海苔 / 明太子マヨネーズと海苔 /チョリソーとトマトソースピーマン など

いつものピザのトッピングと変わらず、お好きな具材を乗せていきます。(トマトソースの場合は、チーズより先にトマトソースを塗るのがオススメ。)

トッピングのチーズが溶けるまで、蓋をして1~2分ほど蒸していきます。この時、火加減は弱火〜中火。お餅が黒く焦げ付かない程度に、火加減を調整して蒸していきます。

チーズがトロッと溶けていたら完成。あとは、料理ヘラで持ち上げて、お皿に盛り付ければ完成です。一気に、美味しい香りが立ち上ります。

熱々のうちに、食べ切りましょう!子供のちょっとしたおやつにも。そしてビールやお酒のおつまみとしてもぴったりな「お餅ピザ」。とってもお手軽なので、ぜひお試しあれ。

 

玄米餅のツナコーンピザ
<材料1~2人分  18センチフライパンサイズ>

玄米もち〈特別栽培米使用〉(ムソー) 2個(縦3等分に薄くスライス)
・ごま油 大さじ1
・シュレッドチーズ 適量
・ソーセージ 適量(輪切り)
・乾燥パセリ 適量

<トッピングのツナコーンマヨ>
・ツナ水煮缶:1/2個(水切りしておく)
・コーン缶:適量
・マヨネーズ:大さじ1
・ブラックペッパー:適量
→全ての材料を混ぜ合わせておく

 

<作り方>
1. 強火で熱したフライパンにごま油を馴染ませ、薄くスライスしたお餅を満遍なくフライパンに並べ、中火で焼き目をつけていく。

2. お餅同士がくっついて、きつね色の焼き色がついたら反対側にひっくり返してシュレッドチーズを乗せていく。

3. チーズの上に、トッピング用の具材(ツナコーンマヨ、ソーセージ)を乗せ弱火〜中火程度で、蓋をして1~2分ほど蒸し焼きにする。

4. チーズがとろけたら、器に盛り付けて仕上げに乾燥パセリを散らして完成。

 

◆プロフィール◆

松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター

東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
Instagram @yukari_matsuura_