ロゼスパークリング フルーツジュレ

いよいよ近づいてきた、ホリデーシーズン。今年はおうちでのんびりごはんという人も多いのでは。楽しいイベントシーズンの食卓に欠かせないのがデザート。でも甘いのはちょっと…という方にもオススメな、大人のデザートレシピを今回はご紹介します。

ここ最近、国産ワインが大人気!今回ご紹介する「てぐみ ロゼ」(丹波ワイン)もそのひとつ。山梨県産のマスカットベリーAのみを贅沢に使った無濾過の微発砲ワインです。

鮮やかなルビー色のてぐみロゼ。酸化防止剤を使用せず、生詰めされたワインです。瓶の中で発酵を続けさせているので、開けた瞬間、微発泡とは思えないほどの泡が出てくるので、開栓するときはゆっくりと。味わいは、果実味を感じつつもしっかりと爽快な飲み心地。タンニンの渋みはあまり感じず、酸味と微かな甘みを最後に感じます。冷やして、乾杯と一緒にゴクゴク飲みたくなるワインです。

 

贅沢国産ワインで作るカラフルジュレ

そんな贅沢なワインで作るのが、カラフルなジュレデザート。甘みは少なめ、ワインのもつアルコール感やベリーAの風味をしっかり残して作る”大人なデザート”です。もちろん、飲みきれなかった時、などにもオススメです。

小鍋に「てぐみ ロゼ」ときび糖を入れて、温めます。沸騰したら火を止めて、粉ゼラチンを入れて満遍なく混ぜます。アルコールは完全に飛びきらない程度に残しておくのが、大人のデザート感の大事なポイント。甘さもかなり控えめです。今回のジュレは<緩め>に作りますが、<固め>がお好みの方は粉ゼラチンの量を倍量にしてみてください。

粉ゼラチンが満遍なく混ざったら、耐熱容器に注ぎ入れ、スライスカットしたフルーツなどを一緒に混ぜ入れます。フルーツはお好みのものでOK。もちろん冷凍フルーツなどでも大丈夫です。あとは蓋をして、冷蔵庫に半日程度入れておきます。

トッピングには、ココナッツクリーム を使った植物性の生クリームをトッピング。冷蔵庫であらかじめ冷やしておいたココナッツクリームを冷やしながら混ぜていきましょう。ココナッツの甘い香りと、「てぐみ ロゼ」の大人な風味がぴったりです。

容器に出来上がったジュレを注ぎ入れて、ココナッツクリームをトッピング。余った他のフルーツや、エディブルフラワーなどをトッピングすると一層華やかになります。小さめの容器に注ぎ入れて、最後のお口直しでいただくのがオススメです。

*アルコール成分が残っていますので、お子様や運転前は食べるのは控えましょう。

ロゼスパークリング フルーツジュレ
<材料1~2人分>
てぐみ ロゼ(丹波ワイン)  200ml
・粉ゼラチン  1g (固めが好きであれば2g)
・きび砂糖   10g
・お好みのフルーツ  適量
・ココナッツクリーム  55g
・きび砂糖       5g
・エディブルフラワー    適量

<作り方>
①小鍋にてぐみロゼときび砂糖を入れて一度沸騰させる。沸騰したら火を止めて粉ゼラチンを満遍なく混ぜ入れる。

②耐熱容器やバッドなどに①を注ぎ入れて、スライスカットしたお好みのフルーツも一緒に入れて、半日ほど冷蔵庫で冷やす。

③ボウルに、あらかじめ冷やしておいたココナッツクリーム ときび砂糖を合わせて泡立て器で冷やしながら混ぜる。クリームがしっかり固くなるまで混ぜる。

➃盛り付け容器に②を注ぎ入れて、トッピングに③を乗せる。余ったフルーツや、エディブルフラワーをトッピングして完成。

 

◆プロフィール◆

松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター

東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
Instagram @yukari_matsuura_