
さっぱり!青パパイヤの旨しお海苔ナンプラー和え
皆さんは「海藻」って普段から意識して摂っていますか?海藻に含まれる栄養素が、今注目を集めていて、海外でも人気がじわじわと集まっているそうです。
その健康効果が改めて注目されている海藻の中でも、身近な「海苔」を使って今回は栄養満点のさっぱりレシピをご紹介します。
海苔は昔から「海の野菜」と呼ばれるほど栄養満点。タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維…薄っぺらい見かけからは想像できないほど栄養が豊富な、いわばスーパーフードといったところでしょうか。ただ、日本で販売されている海苔の多くは「酸処理」されている物が多いのも事実。見た目の艶などを実現するための、「酸処理」に使われる酸処理剤は魚介類にとって環境の負荷となる可能性があるとも言われています。
栄養が豊富な海苔。せっかくならカラダにもやさしく、地球にもやさしいアイテムをチョイスしたいですよね。そこで今回は鹿児島県出水で、酸処理をせずに育てられた海苔を使った「旨しお海苔 ごま油風味」(ムソー株式会社)を使って、風味豊かな一品を作っていきます。
毎日でも食べたい!青パパイヤと海苔のコンビネーション
対馬の釜炊き塩のしょっぱさと、ごま油の芳ばしく豊かな香りが楽しめる「旨しお海苔」に今回合わせるのは、「青パパイヤ」。
夏から秋にかけてシーズンを迎える、黄色くなる前の緑色のパパイヤのこと。最近では首都圏のスーパーでもよく見かけるようになったポピュラーな食材です。青パパイヤは、パパインと呼ばれる酵素をはじめとし、ポリフェノール、ビタミンCなども含まれています。
パカっと切った瞬間に溢れる白い汁は、青パパイヤの酵素。青パパイヤのパワーを感じます。
千切りにしてから、水に5分ほど晒してアク抜きをしてから使っていきます。火を通しても、生でも楽しめる青パパイヤ。千切りにすることで、食感も豊かに楽しむことができます。
青パパイヤの水気を切ったら、ナンプラー、ごま油、酢をしっかり混ぜ合わせた合わせ調味料を回し入れていきます。全体を混ぜ合わせたら、器に盛り付けていきます。
海苔はぜひ、たっぷりちぎって入れましょう。ちぎると、ごま油の香りがふわっと漂って、一気に食欲が湧いてきます。ちょっと多いかな?くらいが実はおいしくなるポイント。塩っけは、海苔についている塩で十分なくらい。このごま油の芳ばしい香りと、絶妙な塩っけが青パパイヤになじんだナンプラーとも相性ぴったり。
食べる直前にざっくり混ぜて
海苔と青パパイヤを混ぜるのは、いただきますをしてから。食べる直前に混ぜるのが美味しくいただくコツです。あまり早めに混ぜてしまうと、海苔がべっとりしてしまいイマイチ。食卓に載せてから混ぜましょう。
ナンプラーとごま油の香りがなんともいえない一品に。サラダ感覚でたっぷり食べても、おつまみ感覚でも楽しめます。栄養も豊富で、食べ終わった後もカラダにいいことをした気分。青パパイヤが楽しめるのは11月頃まで。ぜひ、今のうちに楽しんでみてください。
さっぱり!青パパイヤの旨しお海苔ナンプラー和え
<材料(1~2人分)>
・青パパイヤ(千切り) 1/2
・旨しお海苔 ごま油風味 適量(たっぷりめがオススメ)
・ナンプラー 大1
・ごま油 大1
・酢(米酢) 大1
<作り方>
①青パパイヤは千切りにして、水に5分ほど晒してアク抜きをする。
②青パパイヤの水気をとって、ボウルに移す。ボウルに、ナンプラー・ごま油・酢を混ぜ合わせた合わせ調味料を回し入れ、全体的にしっかり混ぜる。
③器に持って、旨しお海苔を手でちぎって上に散らす。
➃食べる直前に混ぜ合わせて、完成。
◆プロフィール◆
松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター
東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
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