
冬に負けない体づくり、えごま油を使ったヘルシーサラダ
おうち時間が長くなって、家での食事が楽しみとなったことで、よく食卓に上がるようになったのが日本各地の美味しいもの。
そのなかでよかったものの一つに、料理にかけると、もうそれだけでご馳走と嬉しくなってしまう「ecobito & farm company 九州産 えごま油(生しぼり製法)」があります。
九州の自社農園などで農薬を使わず育てられたえごまは、サステイナブルな背景も見逃せませんが、なんといってもえごま油のまろやかな味と新鮮な香りは、毎日の楽しみとなっています。
今回は、知れば知るほどハマるえごま油の魅力と、栄養価を活かしたヘルシーレシピをご紹介します。

なぜ今、えごま油が注目されているの?
油は太るからなんて遠ざける人も多いはず。でも、ちょっとまって。過去にオイルフリーの無理なダイエットによって体調を崩した経験から、油の摂り方を学び健康や美容にとってその大切さを実感している私。今回手に取ったえごま油も皆さんに早速お試しいただきたいと切に思います。
縄文時代の人の骨を分析すると、人の食料の大部分が手を伸ばせば届く動物や木の実などの種子植物で、そこから得られる油脂は、体を作る大切なエネルギーとなっていました。日本でも約1万年~5500年前の遺跡でえごまが栽培されていた痕跡が発見され、なんとえごま油は日本最古の油脂植物とも。
えごま油には、人の体内で合成することができないオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が多く含まれています。昔は、魚をはじめいろいろな食品を食べていたので自然と良い油も摂取していました。
ところが近年は、加工品や肉食の多い食の欧米化もあり、オメガ3脂肪酸は摂取量が極端に少なくなりました。さらには、そのバランスの悪さが血液の循環不全によって引き起こされる心疾患のリスクを高めることがわかってきたため、食事からオメガ3脂肪酸を摂ることが推奨されています。
一日どれくらい摂ればいい?
厚生労働省が策定する『日本人の食事摂取基準(2015年版)』では、オメガ3脂肪酸を一日あたり1.6~2.4g(成人)と摂取目安量を設定しています。これは、小さじ約1杯(2.7~4.0g)程になります。
それだけでなく油を選ぶ際に大事なのが、酸化してしまう前に使い切れる容量であるか、紫外線などの光を遮り劣化を防ぐ遮光瓶に入っているかどうか。酸化した油は、体内に炎症や老化の原因をもたらすことから、私はこの点も重要だと思います。
「ecobito & farm company 九州産 えごま油(生しぼり製法)」は、100gの使い切りやすい容量、中身の透けにくい濃い色の遮光瓶を採用。当然ながらその点もクリアしています。
そして、かけるだけでシンプルかつ料理が美味しく仕上がるので、お味噌汁やスープ、サラダ、納豆、冷奴に数的たらすと飽きずに毎日楽しめます。病気を予防する考えに基づいたローフードともよく合います。
えごま油を使った、冬のカラダが喜ぶサラダレシピ
冬は、痩せにくい、冷え性、疲れやすいといったお悩みが増えますが、加熱食が増えることに加え生の野菜や果物が不足することがその理由のひとつです。
野菜中心のサラダは、血液循環を促すのに効果的。さらに皮膚や筋肉のもととなる良質なタンパク質を含む豆類、強力な抗酸化力を持つサーモン、便秘解消に役立つりんごをミックス。本格的な寒い季節に向けて、健やかなカラダをキープしていきましょう。
えごま油と豆とサーモンのヘルシーサラダ
<材料(1〜2人分)>
・ecobito & farm company 九州産 えごま油 小さじ2
・レモン 1/8カット分
・塩 ひとつまみ
・お好みのナッツ、種子類(クルミ、かぼちゃの種、レーズン) 大さじ2
・ミックスビーンズ 40g
・サーモンソテー 3〜4切れ
・ベビーリーフ 80g
・かぶ 50g
・りんご 50g
・キヌア 40g
<作り方>
①べピーリーフはよく洗い、しっかり水気を切る。
②かぶとりんごはよく洗い、薄切りにする。
③キヌアは、水洗いし、2の量の湯で15分ほど火にかける。
➃クルミ、かぼちゃの種、レーズンを散らす。
⑤えごま油とレモンを全体にまわしかけ、塩をふる。
◆プロフィール◆
都田恵理子
PR・ローフードマイスター
1976年生まれ。ローフードマイスター。化粧品会社でオーガニックコスメの広報を10年経験。日本リビングビューティー協会・ローフードマイスターの資格を取得する。自宅クラスの開催やイベント講師、サスティナブルな生活に関する情報の発信を手がける。“日々の暮らしを豊かにしてくれるもの”や“心と体が喜ぶもの”を年中探しています。madame FIGARO.jpにてブログを更新中。
Instagram:@erikomiyakoda