
南国香る!かんたんタイ風レモングラスグリーンカレー
今回は、タイに行ったような気分にさせてくれる、ピリ辛のタイ風グリーンカレーレシピをご紹介します。
今回のレシピで大活躍してくれるのが『有機レモングラスパウダー』(武雄レモングラス)。佐賀県で育てられたレモングラスをフレッシュなまま粉末状にしてある一品。なんと言ってもその魅力は、袋を開けた瞬間の爽やかなレモングラスの香り。粒子も細かくて溶けやすく、お料理に使いやすいのもうれしいポイントです。
うま味調味料不要!食材の旨味でシンプルに美味しく
まずはナスを食べやすいサイズに乱切りしていきます。オクラはそのまま使うので、ヘタの周りガクを綺麗にとるだけに。包丁が登場するのはここまで。あとは深めのフライパンを用意して、炒めていきます。
使う油は、ココナッツオイルがオススメです。もしなければ、菜種油や米油などシンプルな油を使うようにしましょう。まずは手羽元とナスに、塩を少々振りかけて炒めていきます。ほんのり焼き目がついたら、ココナッツミルクをいれる合図。ココナッツミルク、スパイス、オクラを入れていきます。この時にレモングラスパウダーも一緒に投入。すると、なんとなくグリーンカレーの雰囲気が出てきます。(この時に、もしフレッシュ青唐辛子があれば刻んで入れると一層ピリ辛度がUP!カイエンペッパーも量をお好みで調整してください。)
全体的に混ぜ合わせたら、蓋をして15分ほど煮込んでいきます。ここで多くのレシピは、コンソメや粉末の鶏ガラスープなどのうま味調味料を使うのですが、今回は一切使いません。手羽元を使っているので、食材からしっかりと旨味が出て、うま味調味料は必要なし。スパイスとレモングラスパウダー、お肉の旨味、ココナッツミルクの深みでしっかり・充分に味を整えていきます。
最後の仕上げで一気にタイ風に
煮込み終わったら、最後にナンプラーを加えてひと回し。最後に味見して、塩っけが足りなければ、ほんのり塩を加えて味を整えましょう。
ジャスミンライスと一緒にお皿に盛り付ければ完成。パクチーもトッピングすれば一気にダイニングがタイの食堂に。最後に、レモングラスパウダーを上から振りかけるのもオススメです。
今回は玄米のジャスミンライスがあったので一緒に盛り付けてみました。台所が南国のような香りでいっぱいに。ピリッと辛いスパイスと、レモングラスの爽やかな香りが元気をくれる一品となります。
南国香る!かんたんタイ風レモングラスグリーンカレー
<材料(1~2人前)>
・ナス 2本
・オクラ 3~4本(なければパプリカなどもオススメ)
・手羽元 6本
・塩 少々
・ココナッツオイル 大さじ2(なければ米油・菜種油など)
⚫︎ココナッツミルク 1缶
⚫︎コリアンダーパウダー 小さじ½
⚫︎カルダモンパウダー 小さじ½
⚫︎レモングラスパウダー 小さじ½
⚫︎カイエンペッパー 小さじ½(辛いので量を調整して使う)
⚫︎にんにく(すり下ろし) 一片
⚫︎生姜(すり下ろし) 一片
⚫︎生青唐辛子(小口切り) 1/2本(あればお好みで)
・ナンプラー 小さじ1
<トッピング>
・パクチー 適量
・レモングラスパウダー 適量
<作り方>
①ナスを食べやすいサイズに乱切りに。オクラはヘタの周りのガクをとる。
②深めのフライパンに強火でココナッツオイルを熱して、ナス、手羽元に焼き目がつくまで炒める。
③②に⚫︎の食材を入れて、一度馴染ませてから蓋をして食材に火が通るまで15分ほど中弱火で煮る。
➃ナンプラーを入れて、馴染ませる。塩気が足りなければ、塩で味を整える。
⑤器に盛り付けたら、パクチー、レモングラスパウダーを振りかけて完成。
◆プロフィール◆
松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター
東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
Instagram @yukari_matsuura_