
さっぱりたっぷり夏野菜!ズッキーニとかぶの柚子胡椒和え
スーパーに並ぶ夏野菜の種類が、この数週間でさらに増えましたね。日頃から野菜をしっかり食べて、バランスよく過ごしたいこの時期。でも、たくさんの野菜を一度に食べるのって実は大変だったりしませんか?そんなときにオススメなのが「塩もみ」レシピです。
暑い日に、さっぱりと野菜を食べるのにもぴったりな「塩もみ」野菜。一度にたっぷり作っておいて、作り置きおかずとして保存しても便利。塩もみすることで量が少なくなり、無意識のうちにたっぷり野菜が食べられるのがうれしいポイント。今回は暑い日に、ピリッとした風味がぴったりな柚子胡椒を使った塩もみレシピです。
今回使うのは旬を迎えたズッキーニとカブ。春から夏にかけて出回るカブは、冬のものに比べて甘みも強く、生で食べるのにぴったりのやさしい味。スライサーでたっぷり薄切りにしましょう(手を切らないように注意!)。
まずはしっかり塩もみ、あとは袋で混ぜるだけ
薄くスライスした野菜に、塩を満遍なく野菜に馴染ませます。この時、作業はボウルの中でも、保存用の袋の中でもどちらでしても大丈夫。しばらくすると水分がたっぷり。余計な水分を捨て、さらに野菜を手のひらでぎゅーっと握り絞って、野菜の水分を出し切りましょう。この下ごしらえでをしっかりすることで、歯応えを良くし、味の馴染み具合を更に良くします。
塩もみが終わったら、調味料を入れて馴染ませればOK。冷蔵庫で30分ほど寝かせれば完成です。
そのままでもアレンジしても◎
もちろんサラダやお漬物感覚でそのまま食べても美味しくいただけます。細く切った青しそをトッピングして、香りと見た目にメリハリを出しましょう。
また、暑い日のアレンジでオススメなのは、冷奴のトッピング。しゃっきりとした歯応えと、ほのかな塩っけがお豆腐にもぴったりです。晩酌のつまみとしても、食欲がいまいち湧かない夏バテ気味のときにもさっぱりと食べられる一品になっています。
さっぱりたっぷり夏野菜!ズッキーニとかぶの柚子胡椒和え
<材料(1~2人前)>
・ズッキーニ 1/2本
・カブ 1玉(今回は小かぶを使用)
・塩 野菜の量に対して3%ほどの量(今回は小さじ1/3)
A.
・はちみつ 小さじ1と1/2
・レモン汁 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1と1/2
・柚子胡椒 小さじ1
・紫蘇(細切り) 1枚
<作り方>
①ズッキーニとカブを薄くスライスし、塩をまぶして5分ほどおく。
②水分が出てきたら、ギュッと握って余計な水分を捨てる。
③Aの調味料を全て混ぜ合わせ、2と混ぜる。(ボウルでも袋の中でも)
➃30分ほど冷蔵庫で寝かせて味が染みたら、器に盛り付けて紫蘇をトッピングして完成。
◆プロフィール◆
松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター
東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
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