サバの水煮缶ピリ辛そば 〜オリエンタル風味〜

30度を超える真夏日がいよいよ増えてきて、梅雨と夏が一気にきた様な厳しいシーズンがはじまりました。暑い日は、ご飯を食べること自体に億劫さを感じることもありませんか?そんな日は簡単で冷たくヘルシーな気分にさせてくれるレシピで乗り切りましょう。

暑い日に食べたくなるのは、「麺類」。とはいえ、パスタや冷やし中華などの麺は小麦も含まれています。カラダをあまり冷やしたくないな、と思う時は避けたいですよね。

そんな時に便利なのが「お蕎麦」今回使う『国内産 十割そば(ムソー)』はそば粉100%。小麦はもちろん、余計なものは一切使われていない”100%蕎麦”な一品です。合わせて使うのは最近人気が高まりつつある「サバの水煮缶」。どこのスーパーでも手軽に手に入れることができます。また、水煮缶であれば味噌煮缶などと違い、余計な添加物なども使われておらず安心して使うことができるのでオススメです。

 

茹でた蕎麦をひんやり水で洗って

たっぷり沸かしたお湯で5分茹でたあと、火を止めて1分ほど蒸らすのが美味しく茹で上げるコツ。茹で終わったら、冷水でしっかりと洗います。最初は熱いので、火傷に気をつけて注意しながら丁寧に洗います。

残った茹で汁は、栄養がたっぷりと言われる「蕎麦湯」。捨てずに、温かいまま食後にいただける様に鍋に取っておきましょう。

 

サバと薬味をざっくり混ぜて

ネギや生姜などの薬味は蕎麦となじみやすい様に、細切りにしておきます。まずはボウルにサバの水煮缶を、汁ごとほぐし入れます。

 

サバの水煮缶に続いて、ネギ・生姜・ラー油・一味・五香粉を入れてまずは一度、しっかりと混ぜ合わせます。香りのポイントになる「五香粉(ウーシャンフェン)」ですが、最近はスーパーのスパイス売り場や中華食材のコーナーでも気軽に手に入る様になりました。ボウルに入れた途端、ふわっとオリエンタルな香りが漂います。(もし手に入らない場合には、<八角・シナモン・フェンネル・クローブ・花椒>などのスパイスを小さじ1ずつミキサーでブレンドしたものでもOK。)

 

全体的に混ざったら、麺つゆを入れます。麺つゆは原液のままではなく、濃縮度合いに応じて水で割ったものを使います。

加えて、冷やして水を切った蕎麦を入れてしっかりと混ぜ合わせていきます。
そして最後に、冷やし水を切った蕎麦を入れて、しっかりと丁寧に混ぜ合わせていきます。(混ぜすぎてサバの身が細かくなりすぎない様に注意!ちょっとごろっとしている方が美味しくいただけます。)

 

混ぜ終わったらお皿に乗せてトッピング

全て混ぜ終わったら、お皿に盛り付けましょう。トッピングにオススメなのは、「韓国のり」ちょっと塩っけのある香りがアクセントになります。

ピリッとした辛味と五香粉の豊かでオリエンタルな香りが、夏のぐったりした食欲を呼び戻してくれます。お蕎麦なのでツルッと食べ切れる上に、サバや薬味野菜も一緒に無理なく食べられるのが嬉しい一品に。あつ〜い日のお昼ごはんにぜひお試しあれ!

 

サバの水煮缶ピリ辛そば 〜オリエンタル風味〜

<材料(1人前)>
国産十割蕎麦(ムソー)  70g~100g
A サバの水煮缶      1缶(150g)
A 白髪ネギ        1/2本分
A 生姜          1片(正味10g/千切り)
A 五香粉         小さじ1/2
A 一味          小さじ1/2
A ラー油         適量
・めんつゆ(市販 ・希釈する)100cc
・韓国のり        適量(細切り)

<作り方>
①蕎麦を茹で、冷水でしめておく

②Aの材料をボウルに入れて混ぜる

③②のボウルにめんつゆ、蕎麦を入れてやさしく混ぜる

➃器に持って、韓国のりをトッピングして完成

 

◆プロフィール◆

松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター

東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
Instagram @yukari_matsuura_