春の新じゃがレシピ第一弾・作り置きにも!ほくほくジャガイモ餅

小さいサイズから大きなごろっとしたサイズまで、「新ジャガイモ」が店頭にも並びはじめました。鮮やかな見た目と、水々しさは今だけのおいしさ。旬のうちにおいしさを楽しみたい!ということで、ORGANIC STORYにある食材を使って新ジャガイモを楽しむレシピを全2回でご紹介したいと思います。

今回は「ムソー 国内産有機小麦粉・薄力粉」を使った『モッチリほくほくのジャガイモ餅』レシピです。

新ジャガイモは、通常のジャガイモに比べて水分量が多いのが特徴です。黄色味がかった鮮やかな皮は薄く、皮ごと調理もできるのでとっても便利。今回のレシピはいつものジャガイモでも作れますが、ぜひ新ジャガイモを使ってトライしてみてください。

 

新ジャガイモは下処理も楽ちん

まずは皮ごとジャガイモは茹でていきましょう。串がとおるくらいまで柔らかくなったら、鍋から取り出して皮を剥いていきます。薄くて柔らかい新ジャガイモの皮は、手でかんたんに向けるので下処理も楽ちんです。

ポテトマッシャーや、フォーク、すりこぎ棒などを使ってしっかりとジャガイモを潰していきます。潰し残しがないように、まんべんなく全体をマッシュしていきます。

安心の有機小麦を使って楽しむアレンジは無限大

ジャガイモを潰し終えたら、一緒に混ぜる材料を同じボウルに入れていきます。基本の調味料の「小麦粉・片栗粉・塩・コショウ」を守れば、一緒にいれるアレンジの材料は自由で大丈夫。「ニラ&ゴマ」や、「桜海老&しいたけ」などの組み合わせで中華風や、「ハム&コーン」で洋風など…アレンジは自由自在です。混ぜ合わせる材料は細かくみじん切りなどにして入れましょう。

今回はパセリをたっぷりみじん切りにして一緒に混ぜました。パセリのしっかりした香りは、アレンジ素材にぴったりです。

小麦粉はORGANIC STORYで販売されている「ムソー 国内産有機小麦粉・薄力粉」を使いました。小麦粉などの粉類は「ホールフード」とも呼ばれ、いわゆる素材を丸ごといただく食べ物のひとつ。だからこそ、安心な有機のものにこだわりたいですよね。

 

冷凍保存で作り置きにもぴったり

手を使って具材をしっかり混ぜ合わせていきます。ジャガイモをさらに潰しながら、粉をしっかりと巻き込むように混ぜ合わせていくと、まとまりやすくなります。しっかり混ぜた後は食べやすい大きさで、平べったい丸型に形を整えていきます。

およそ2個分(1個150g程のジャガイモを使用)のジャガイモで7枚分が出来上がりました。

食べきれない分は、保存袋に入れて冷凍保存しておいても大丈夫。お弁当のおかずや、夜のおつまみにもちょうどいいので多めに作っておいて、後は焼くだけの状態にしておくのがおすすめです。

 

少ない油でさっと焼き上げて

中火で軽く熱したフライパンに、洋風ならオリーブオイル、中華風ならごま油、といったように、中の具材と相性が良い調理油を馴染ませて焼き上げていきます。今回は、ジャガイモとも相性がいいココナッツオイルを使って焼き上げていきました。

まずは片面に焼き色をつけていきます。表面がこんがりときつね色になったらたら反対側にひっくり返して。そこから弱火でじっくりと蒸し焼きにしていきます。とはいえ、すでにジャガイモは火が通っているので、3分ほどで大丈夫。反対側にも焼き色が着く頃には、蒸し焼きも完了です。

お皿に盛り付けて完成です。今回は、レモン汁をかけてさっぱりと食べてみました。醤油やポン酢などをかけても美味しくいただけます。中華風なら醤油&ラー油、洋風ならケチャップなどをつけてみるのもおすすめです。焼き立てのジャガイモ餅はもっちりほくほく!ぜひ熱いうちに召し上がれ!

 

次回も「新ジャガイモ」を使ったナチュラルなレシピをご紹介します。お楽しみに!

 

モッチリほくほくジャガイモ餅

<材料2人分>
・ジャガイモ     300g(正味)
◎パセリ       1束
◎片栗粉      大さじ2
◎薄力粉(ムソー 国内産有機小麦粉・薄力粉) 大さじ2
◎塩、コショウ   少々
◎粉チーズ     大さじ1
・ホールクミン   適量(お好みで)
・ココナッツオイル 大さじ2
・レモン      1/6個(くし切り)

<作り方>
①鍋にお湯を沸かし、ジャガイモを串が通るくらいの柔らかさまで茹でる

②茹で上がったジャガイモの皮を剥き、ボウルに入れてまんべんなく潰す

③2のボウルに◎の材料を入れて、手でしっかりと混ぜ合わせる

➃厚さ1センチ程の平べったい丸型に形を整える

⑤フライパンを熱して、ココナッツオイルを馴染ませ、お好みで香り付のホールクミンを入れる

⑥フライパンに並べて、中火でまずは片面を焼いていく

⑦片面がきつね色になったらひっくり返して、弱火で蓋をし3分ほど焼いていく

⑧反対側の面にも焼き色が着いたらさらに盛り付ける

⑨レモンを添えて完成

 

 

◆プロフィール◆

松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター

東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
Instagram @yukari_matsuura_