
キッチンで循環するプラスチック「エンバランス」
食事の準備に便利な保存バッグや食品用ラップ。我が家の食材の有効活用にはプラスチックの利便性は欠かせないものとなっています。その当たり前の習慣に、本来なら使って廃棄するプラスチックに繰り返し使える持続可能な製品が誕生しています。今回は、人と環境にやさしいBPAフリーの「エンバランス」から2つの商品をご紹介します。
革新的なプラスチックに施された“エンバランス加工”
「エンバランス」とは、今回紹介する商品のブランド名であり、プラスチックに独自技術を施す“エンバランス加工”の語源を指します。この素材は、鮮度保持・発酵促進・栄養素保持に強みを持つプロダクトシリーズを生み出しているんです!
特に注目されているのが、これまで気になっていたプラスチック製品のコーティング加工による剥がれやすさや溶けやすさを予防して、洗っても効果が薄れない、つまり、安全性と機能性が充実したプラスチック製品なのです。また環境ホルモンといわれるBPA(ビスフェノールA)も不使用です。
プラスチックが環境に与える負担はよく知られていますが、この素材開発においては「脱プラではなく、持続可能なプラスチックを」と考え、繰り返し循環するプロダクトに取り組んできたとのこと。食材を扱い、クリーンなキッチンを維持するうえで、頻繁に使うものは使い捨てるしかないと思い込んでいた私。この新しい概念にとても驚いたのでした。
洗っても効果が薄れないジッパーバッグ
まず、私が手に取ったのは、食材の保管に使う「エンバランスジッパーバックMwide」。これまでのジッパーバッグは、素材の乾燥を防ぐ位にしか活用できていなかったのですが、「エンバランス」によりますと、従来の既成品に比べ、トマトの鮮度と7日後に糖度が増すという測定結果があるのだそうです。今まで以上にお料理が楽しくなりますよね!
そして、幅32cm×高さ23.5cmと広口サイズで底にマチがある点も食材を入れやすいんです。−20℃まで対応しているので、例えば、冷凍スペースに縦に立てても横に寝かしても、すっぽりと収納ができます。
デザイン性と使いやすさを兼ね備えるラップ
次におすすめしたいのが、「BARANCE WRAP(バランスラップ) 22cm×20m」です。こちらもBPAフリーの“エンバランス加工”を施した素材を使用し、燃やしてもダイオキシンや塩素ガスは発生しないポリエチレン製です。子供のいる食卓にも安心して使えると思います。
ローフードでは、使用する以外のカットした果物や野菜の断面を包んで鮮度を保って保存しますから、耐久性も必要です。実際に試してみると、本当にこれまで使っていたラップより、少し柔らかさは感じますが、性能にはなんら変わりがありません。
多少の力で引っ張っても、ピリッと裂けたりすることもなく、フルーツや食器にもしっかりと密着。これまでと同様に使い勝手も申し分ありませんでした。
「エンバランス」は、サイズの異なるジッパーバッグやラップ、タンブラーやコンテナーといった、地球にやさしく、使い心地の良さを追求した幅広いオリジナル商品が展開されています。毎日触れるものだからこそ、ストレスフリーでありたいですよね。みなさんもぜひチェックしてみてください。
◆プロフィール◆
都田恵理子
PR・ローフードマイスター
1976年生まれ。ローフードマイスター。化粧品会社でオーガニックコスメの広報を10年経験。日本リビングビューティー協会・ローフードマイスターの資格を取得する。自宅クラスの開催やイベント講師、サスティナブルな生活に関する情報の発信を手がける。“日々の暮らしを豊かにしてくれるもの”や“心と体が喜ぶもの”を年中探しています。madame FIGARO.jpにてブログを更新中。
Instagram:@erikomiyakoda