おいしい根菜と味噌のローフードレシピ

これまでローフードがどんなものかというイメージをお伝えしてきましたが、今回はどう食べたら良いのかという点についてサラダレシピを通じてお伝えしていきたいと思います。いつもの献立に簡単なサラダを合わせるとヘルシーな献立になりますし、冷蔵庫のストック野菜があれば、カラフルな1品に仕上がります。おもてなしや年末年始の食卓にもどうぞ!

 

 

有機種子から育てた“二十日大根”

 

秋から冬に近づくにつれ根菜類がおいしくなっていきます。この赤い根菜は二十日大根です。ラディッシュとも呼ばれています。先日いろいろな有機種子を購入して育てみたところ、香菜、シナモンバジル、ディルとともに立派に成長しました。ハーブ類はパスタやディップ、外食で買ってきたものにのせれば、彩りや香りがプラスされ、たちまちごちそうになるという新しい発見もありました。

 

ローフードでは、消化・吸収・排出という健康を維持する体の機能を働かせるために、食べものの酵素と補酵素のビタミン、食物繊維、抗酸化物質を必要とします。そして栄養素が失活しないよう加熱しない生の食材を定期的に取り入れるのがとても大切です。

二十日大根は、ローフードとの相性も抜群なので、にんじん、キャベツ、玉ねぎを薄くスライスしてコリアンダーを添えました。また黒ごまをふり、ビタミンEとマグネシウムも意識しています。二十日大根の代わりに普通の大根、コリアンダーはパセリを代用してもおすすめです。

 

八方酢と白味噌のシンプルなドレッシング

 

ローフードととても相性がいいのが発酵食品。お酢はそのままでもおいしいのですが、ムソーの八方酢は調味されている便利な合わせ酢です。ポテトサラダやピクルスにも使うほど気に入っていて、下の材料を全て混ぜ合わせると、酸味と甘味のあるクリーミーなドレッシングに。サラダにまわしかけて早めに食べ切ってください。

 

ドレッシングの材料(作りやすい分量)

 

八方酢(大さじ1)

白みそ(大さじ3)

ねり白胡麻(大さじ1)

はちみつ(小さじ1)

ごま油(小さじ1)

胡椒(少々)

塩(少々)

水(小さじ2)

 

冬太りの予防と体調を整えていく食事

 

寒くなると温かくコクのある食事が食べたくなります。そして活動が少なくなるこの時期は太りやすくなるものですが、そんなときはメインのお料理に根菜のサラダを組み合わせるのと良いでしょう。ローフードは、代謝の落ちやすい季節に体調を整えて、野菜がたっぷりとれる簡単な健康法です。これからもみなさまに手軽なレシピをご紹介していきたいと思いますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

 

 

◆プロフィール◆

都田恵理子
PR・ローフードマイスター

1976年生まれ。ローフードマイスター。化粧品会社でオーガニックコスメの広報を10年経験。日本リビングビューティー協会・ローフードマイスターの資格を取得する。自宅クラスの開催やイベント講師、サスティナブルな生活に関する情報の発信を手がける。“日々の暮らしを豊かにしてくれるもの”や“心と体が喜ぶもの”を年中探しています。madame FIGARO.jpにてブログを更新中。
Instagram:@erikomiyakoda