ハロウィンを味わいつくす最強の万能調味料

各地から秋の味覚の知らせが聞こえ始めましたね。今回は、あると便利な万能調味料3品を使って、ハロウィンにぴったりな秋の食欲をそそるメニューをご紹介したいと思います。華やぐイベントやいつもの食卓にお役立てください。

 

おいしくてヘルシー、格段においしさがアップ

 

今回ご紹介する3品は、ギフトにも喜ばれそうなおしゃれなタッチ。見た目からもおいしそうですが、パカッと蓋を開けてしまったら最後、気がつくとあっという間になくなってしまいます。また、我が家では、日常の調理を手軽に済ませたい時、あるいは味にもの足りなさを感じる時の救世主でもあるのです。

 

 

トマトの甘みと香味野菜がぎゅっと詰まったトマトソース

まず、完成された味わいにすっかり魅了されたのが、この「べじたぶるぱーく トマトソース」。大阪府の最北端にある里山・能勢町在住の料理家「FARM TO TABLE」の大家シェフの監修で、同地産の完熟トマトをはじめ、農薬や化学肥料を使わず栽培した玉ねぎやニンニク、自家製ハーブソルトをじっくり煮つめてできた風味豊かなソース。

 

 

キュートなおばけトーストに使います。カットされた野菜がぷっくりと大きいのに驚きます。軽くトーストするとトッピングしたチーズやバジル、サラミなどの食材も引き立ててくれます。

 

 

シンプルな素材のソースだからこそ、おいしさが現れるものだと思いますが、しっかりした食感と濃度があり、プロ仕込みの味わいは、おうちイタリアンにもおすすめです。

 

 

卵を使わないプレミアムなソイマヨネーズ

 

次に、マクロビレストランで知られる人気の「チャヤ マクロビティックス ソイマヨネーズ(スモークオニオン)」です。有機などの厳選した食材で、もともと卵を使わない豆乳マヨネーズがあったのですが、そこにくん製玉ねぎとピクルスが加り、タルタル風の食感が生まれました。スモークの風味を生かして、2種類のフィンガーフードを作ります。

 

一つ目は、ズッキーニとスモークサーモンを重ねた一品。間にソイマヨネーズを挟むと、魚の酸味と絶妙なマッチングで、ワインがすすみます。

 

 

二つ目は、半分にカットしたゆで卵の黄身を取り出し豆乳マヨネーズをよく混ぜ合わせて、白身に戻します。トマトやブラックオリーブを加えてカラフルに仕上げます。楽しみながら作るのが一番のコツ。

 

 

濃厚なコクが癖になる贅沢なハニーピーナッツバター

 

沖縄離島の伊江島、本島北部のやんばるの天日干し落花生とネパールのフェアトレードハニーが調和するほどよい甘みのピーナッツバター。落花生は農薬を使用せず栽培され、天日干し後にじっくりと焙煎し石臼ミルで挽いた後、ネパール産の純粋はちみつの甘みがブレンドされたもの。スプーンで口に運ぶとそのままでも幸せな気分になれますが、カラメルのような香ばしさは、お料理に深みを加えたり、デザート作りに使います。

 

 

まず、お魚やお肉の付け合せになる「パンプキンサラダ」は、蒸したホクホクのかぼちゃにピーナッツバターのコクが食欲をそそります。塩、ビネガーなどお好みで加えよく混ぜ、味のバランスをみてください。

 

 

デザートの「青リンゴモンスター」は、4等分にカットしたリンゴに切り込みを入れて、凹みを作りハニーピーナッツバターを塗り込みます。その上に松の実やドライ苺でキュートな表情に仕上げます。爽やかなリンゴの酸味にピーナッツバターがととろけてきて絶妙な相性です。

 

今回は、そのまま素材にかけたり、和えたりと、食材のおいしいところだけを贅沢に使った調味料で、ハロウィンムードのユニークなメニューをご紹介してきました。みなさまもおいしく楽しい時間をお過ごしくださいね。

 

 

◆プロフィール◆

都田恵理子
PR・ローフードマイスター

1976年生まれ。ローフードマイスター。化粧品会社でオーガニックコスメの広報を10年経験。日本リビングビューティー協会・ローフードマイスターの資格を取得する。自宅クラスの開催やイベント講師、サスティナブルな生活に関する情報の発信を手がける。“日々の暮らしを豊かにしてくれるもの”や“心と体が喜ぶもの”を年中探しています。madame FIGARO.jpにてブログを更新中。
Instagram:@erikomiyakoda