
「今から梅雨明けの準備!紫外線に負けないコスメを選ぼう!」
皆さんこんにちは!
今年は全国的に梅雨入りが早いようですね。となると、もちろん梅雨明けも早いはずで。。。梅雨が明けたとたんに、じりじりとした夏が到来。なんだか今年の夏は暑くなりそうな予感がします。だから、今から準備ですよ!早めにチェックしておいてくださいね~!
知っていますか? 3つのタイプの日焼け止め
しかし最近は暑いかと思えば急に寒くなる。不安定なお天気の毎日です。でも曇っていても60%から80%は確実に私たちの肌に届いているんですよ~。
ちなみにね、マスクをUV加工のタイプに変えても、顔の側面や目から上は出ていますよね。
レジャーなどでそのまま日焼けをしてしまったら、、、これはもう、想像どおりの事態にならないように気を付けるしかないですね。笑
それにこれから本格的な夏が到来したら、それはもう汗だくの毎日になるわけで、、、
だから日焼け止めの選び方をきちんと理解しておく必要がありそうです。
皆さんはオーガニックやナチュラルコスメの日焼け止めには3つのタイプがあるのをご存じでしょうか?
それは、水溶性と撥水性あり、そしてやや撥水性ありの3タイプ。
一般の日焼け止めにもこうしたものがあると思いますが、もちろんどのタイプもオーガニックナチュラルコスメにだって存在します。
どうやって見分けるかというと、これは実際に手に取って、水で流れるか流れないかというところで判断です。水ですべて流れず微妙に肌に残ってしまうタイプはやや撥水ありのタイプ。
その判断を踏まえてそれぞれ効果的に使えるように選んでいきましょう!
まずは3つのタイプの特徴を知っておきましょう
オーガニック・ナチュラルコスメの日焼け止め・特徴によるシーンに合わせた選び方
水で落ちる水溶性タイプ
・とても塗りやすい
・汗をかく環境でない場所におススメ。
・汗をかかない時期におススメ。
・小さなお子さんの日焼け止めとしても。
・べたつかなければメイク下地として使用
・レジャーやスポーツには不向き
・かなりまめに塗り直しが必要
・日焼け止め数値が高くても塗り直しが頻繁にできなければ期待は少なめ
肌に残るやや撥水性ありのタイプ
・製品により油分のべたつきなどに差がある
・日常の日焼け止めとして
・小学生から大人の日焼け止めとしてお勧め
・レジャーやスポーツではやや不向き
・塗り直しはやや多めに
・日焼け止め数値が高くても塗り直しが出来なければ効果は少なめ
・べたつきがある製品はメイク下地には不向き
・乾燥するものもある
水をしっかりはじく撥水性ありのタイプ
・製品により油分のやべたつきなどの差がある
・日常からスポーツ、レジャーまで
・夏はこのレベルがベスト
・小学生から大人の日焼け止めとして
・塗り直しは状況に応じて
・べたつきがある製品はメイク下地には不向き
・中には石鹸で一度洗っただけでは落ちにくいものもある
・乾燥するものもある
・塗り直しは必ずしよう!
実は日焼け止めは撥水性があるかないかでシーンに合わせて選ばなければなりません。
よくありが地ですが数値だけで判断するのはNGなのです。
こうした特徴を知って選ぶことも重要ですね。
また、エイジング年齢層や、シミが気になる方には、顔には日焼け止め効果のあるファンデーションで撥水性のあるものを日焼け止めの代用にするのが断トツにおススメです。出来れば1年中使用しているといいですね。
また、通常の日焼け止めは油分が多いものがほとんどなので、その上にファンデを重ねると油分過多でメイクがすぐに崩れます。
だから日焼け止め効果があり、しっかり撥水するファンデなら、日焼け止め無しでつかえばそのベタつきも抑えられ、紫外線から快適に肌を守ってくれます。それにオーガニックやナチュラルコスメのファンデは撥水性があっても石鹸オフできるから楽ですしね!
赤ちゃんへの日焼け止めは?
ちなみに赤ちゃんへの日焼け止めの選び方はやはり水で落ちる水溶性を選択しよう!
生後1歳未満の赤ちゃんはまだメラノサイトが発達していない。
さらに大人の皮膚よりも薄く、乾燥もしやすくてデリケート。あせももできやすいから、水で濡らしたガーゼなどでやさしく拭いて、保湿効果のあるスキンケアのような日焼け止めを塗ってあげるとよいですね。出来るだけ日中の熱い時間に長時間の外出は控えてあげるのも大切です。
比較的新しいブランドで、ルアモというブランドがありますが、生後半年から使用できるアイテムなのでお勧めです。
ルアモ オールデイ プロテクト UVアクアヴェール(日焼け止め乳液)
また、日焼け止めのお話は、以前のコラムにも書いておりますので、ぜひ、過去コラム
「日焼け止め、最近の栄養学的な美容と健康の狭間」も
合わせてご覧くださいませ。
◆専門家プロフィール◆
小松和子
ナチュラルコスメプロデューサー
ナチュラルコスメメイクアップアーティスト
TVドラマ・CM・映画・雑誌などの分野で、フリーのヘアメイクアップアーティストとして数々の著名人を担当。自身の化学物質過敏症をきっかけに肌と化粧品に関する知識を独学で学び、2008年ナチュラルコスメ専門のヘアメイクアップアーティストとして転身。現在はナチュラルコスメプロデューサーとして、化粧品開発のプロデュースや講演・講座・企業研修・展示会・イベント・店舗プロデュースなど幅広く活躍中。一般向けのパーソナルナチュラルコスメ カウンセリングやメイク講座は、毎回すぐに予約が埋まる人気。2017年1月よりオーガニック・ナチュラルコスメと肌知識に特化したクラムスクール「Natural Life & Beauty Academy」を開校。