
香りと食感がクセになる調味料 “奥出雲「吉田ふるさと村」”
我が家で人気急上昇中の調味料といえば、奥出雲吉田のブランド「吉田ふるさと村」。個性豊かなシリーズから、「青とうがらしとニンニクのペースト」と「ごまと野菜のドレッシング」は、食材を一気に深い味に引き上げる魔法のような万能さ。
ぜひともその魅力を知ってほしい! ということで、今回は食材の美味しさを引き出すシンプルなレシピをご紹介していきます。
「吉田ふるさと村」ってどんな調味料?
「吉田ふるさと村」は、江戸時代から砂鉄と良質な森林資源に恵まれた吉田村(現 島根県雲南市吉田町)で誕生したのだそうです。偶然にも私の実家から近く、先日帰省した際にその周辺を訪れました。車を走らせていると、風光明媚な里山の風景が広がり、ギラギラと照りつける初夏の太陽の下で力強く元気に育つ稲や野菜を見かけました。
「吉田ふるさと村」は、昭和60年から続く伝統文化を守り継承していくために、自治体と地域住民が営む事業だそうで、農園では商品にする農産物の栽培に化学肥料や農薬を使わないというのも魅力。そんな背景もあってでしょうか、グルメな調味料には、素材の特徴をしっかりと捉えた美味しさが、ぎゅっとつまっている気がするんです。
やさしい辛さと香りがクセになる「青とうがらし&ニンニク」
「青とうがらし&ニンニク」は、奥出雲吉田産の青唐辛子「おろち爪」とニンニクをすりおろしたペースト。いつものレシピに、ぴりっとした辛さやニンニクが香ると味に深みが出て、新たな発見が生まれることってありますよね。しかも、ニンニクはすりおろすのが面倒ですが処理がしてあるので、食材に混ぜる、添える、和えるだけ。あらゆるジャンルの料理に合います。
まず、前菜です。よく食卓に上がるのが豆乳マヨネーズと混ぜ、カラフルなスティック野菜を食べるレシピ。バゲットに塗ったり、お酒のおつまみに添えたり。おもてなしのおかずにもぴったり。
野菜やお肉、魚調理をした時のメイン級の料理に添える一皿。この日は、朝採れビーツ、インゲンなどを塩を振って焼きました。温かくしっとりとした焼き上がりに少しつけるだけで、華やかな味わいになります。
そして、韓国の定番レシピのナムル。栄養たっぷりの海藻と野菜で作る、夏を元気に乗り切るおかずです。えのき、ひじき、人参、インゲンをゆで、「青とうがらし&ニンニク」と甜菜糖、塩、ごま油を加えて全ての食材を和えるだけ。常備菜やお弁当作りにもおすすめです。
主役級の美味しさ「ごまと野菜ドレッシング」
こちらは、ごまの香りと玉ねぎやニンジンを活用した、うまみたっぷりのドレッシング。旬の生野菜のサラダやボイルした野菜、お肉などさまざまな食材に合わせるのですが、ドレッシングが食材に負けない感動的な美味しさ。どちらを主役に味わいたいのか、自分でもわからなくなってしまうほどなんです! ほかにも「しょうが」「黒ごま」「玉ねぎ」「にんにくしょうゆ」の5種類が味わえます。
栄養価の高いアボカドと豆腐のヘルシーな蒸し暑く食欲が落ちる季節に、体が軽くなるような一品に仕上げました。食べ頃のアボカドを切って、くずし豆腐と一緒に盛り付けます。最後に「ごまと野菜ドレッシング」をまわしかけます。さらにスライスしたローアーモンドをトッピング。箸が止まらなくなりますよ。
今回ご紹介した「青とうがらし&ニンニク」と「ごまと野菜ドレッシング」は、すでに我が家でリピート決定です。みなさんも、元気なビタミンカラーが映えるレシピに合わせて、食卓で夏を楽しんでくださいね!
◆プロフィール◆
都田恵理子
PR・ローフードマイスター
1976年生まれ。ローフードマイスター。化粧品会社でオーガニックコスメの広報を10年経験。日本リビングビューティー協会・ローフードマイスターの資格を取得する。自宅クラスの開催やイベント講師、サスティナブルな生活に関する情報の発信を手がける。“日々の暮らしを豊かにしてくれるもの”や“心と体が喜ぶもの”を年中探しています。madame FIGARO.jpにてブログを更新中。
Instagram:@erikomiyakoda