Natural Foodの魅力について

このコラムでは、「Organic & Natural Foodで、暮らしを心地良く」をコンセプトに、Natural な暮らしに繋がる食に関するお話を様々な角度からお届けしていきます。

今回は、Natural Foodとはどのような食なのかをテーマに、その魅力についてお伝えします。また、Natural Foodが使用されているおすすめの商品を紹介しながら、食品を選ぶ際のポイントもお伝えしていきたいと思います。

食は、私達の心と体を作っています。

「You are what you eat.」

英語のことわざです。

「あなたは、あなたの食べたものでできている。」

普段感じているカラダの不調やココロの不調が、実は食べたものが原因になっているという可能性があるのです。食を整えていくとココロが安定してきて、そして、カラダも健康的になり活き活きとしてきます。ココロとカラダを整えるための食、日々の食事の基本としておすすめしたいのが、Natural Food(自然食)です。

 

Natural Foodとは?

Natural Foodとは、自然由来の食品を指します。添加物を使用していない食品や、製造方法にこだわって作られた調味料、栽培方法にこだわる有機野菜、農薬や肥料を使用していない自然栽培の野菜などを指します。

「緑のgoo」というポータルサイトを知っていますか?検索などのサービスを利用することで、環境保護に貢献できるポータルサイトです。「環境ニュース」や「環境用語集」など、エコな情報が多数掲載されています。緑のgooの「環境用語集」内の「自然食品」の説明が分かりやすかったので、以下に引用します。

『自然食品(Natural Food)とは、農薬や化学肥料などをできるだけ使わずに栽培された農産物、合成飼料を使わないで育てた畜産物、魚介類、遺伝子組み換え農作物を使っていない食品などの総称で、健康によく、自然のままなどのイメージをもつ「食品」のこと。

JAS法によって定義されている「有機食品」「オーガニック」よりも広い意味で使われることが多い。1970年代以降、環境や自然、健康への関心が高まるとともに、「自然食品ブーム」が何度か訪れており、21世紀に入ってからもブームが続いている。』

引用元:緑のgoo>ビジネス>環境用語集>暮らしと食>「自然食品」とは

 

Natural Foodの魅力とは?

Natural Foodは、とても優しい味わいでココロを穏やかにしてくれます。そして、力強い味わいでカラダを活き活きとさせてくれます。自然由来の食には、それだけのパワーが備わっているのです。例えば、自然栽培の野菜は栄養価が高くて味も濃いので、ドレッシングをかけずにそのまま食べても、しっかりと味がして美味しいのです。野菜嫌いのお子様でも、自然栽培の野菜なら美味しいと言って食べてくれた、そんなエピソードを聞いたことがあります。

健康食を選ぶ際の基本として、まずは、自然由来のNatural Foodを選ぶことがおすすめです。ORGANIC STORYで扱っている商品は、どれもナチュラル志向で安心して選ぶことができる魅力的な商品だと感じています。健康的な食を選ぶ際のポイントはいろいろとあるので、それらのポイントをご紹介していきます。

 

食品を選ぶ際のポイントとは?

健康的な食品を選ぶ際に意識したいポイントを、以下に挙げてみます。

 

・「Natural」…原材料がシンプルで、ナチュラルであること

(野菜は、有機栽培、または無農薬・無肥料で育てられる自然栽培野菜)

・「Macrobiotic」「Local」…玄米菜食。一物全体。身土不二。添加物不使用など

・「Vegan」…動物性の食材不使用、プラントベース

・「Sugar Free」…精製された白砂糖不使用

 

ORGANIC STORYの商品ページでは、原材料などの詳細と一緒に以下のキーワードのアイコンが付いているので、食にこだわりがあっても選びやすいようになっています。

アイコン:「Natural」「Macrobiotic」「Vegan」「Sugar Free」「Local」など。

健康的な食品を選ぶ際のポイントをもとに、実際に今回私が選んだおすすめ商品をご紹介します。

今回選んだのは、FARM CANNING(ファームキャニング)のソース2種です。

FARM CANNINGの商品の特徴を、ご紹介します。

 

・原材料がシンプルで、ナチュラル

(野菜は、無農薬・無肥料で育てられる自然栽培野菜)

・添加物不使用

・動物性の食材を使用していないヴィーガン仕様

・精製された白砂糖不使用

先ほどを選ぶ際のポイントとして挙げた内容と商品の特徴が、ほぼ同じ内容になっています。実際の商品のアイコンと原材料を見てみましょう。

FARM CANNINGビーツのバーニャカウダソース

アイコン:「Natural」「Macrobiotic」「Vegan」「Sugar Free」「Local」

原材料:ビーツ(神奈川県)、オリーブオイル、自家製塩麹(新潟産自然栽培米使用麹、食塩)、タマネギ、ニンニク、酢

オリーブオイルとニンニクの香ばしい味わいに、栄養価が豊富で少し甘みのあるビーツがたっぷり入ったソースは、見た目の鮮やかな色合いもきれいで、何にでもトッピングしたくなります。

一般的なバーニャカウダソースは、アンチョビが使用されていますが、こちらは、塩麴で作られているので、ベジタリアンやヴィーガンなどの方でも使用出来るソースです。

塩麴は、新潟産の自然栽培米を使用した麹で作られていて、素材が良いところもおすすめしたいポイントです。

FARM CANNINGコマツナのジェノベーゼソース

アイコン:「Natural」「Macrobiotic」「Vegan」「Sugar Free」「Local」

原材料:オリーブオイル(神奈川県)、コマツナ(神奈川県)、カブの葉、ミックスナッツ(アーモンド、カシューナッツ、クルミ)、春菊、ニンニク(神奈川県)、塩、レモン汁

ジェノベーゼソースは、一般的にはバジルで作られていることが多いですが、こちらは、コマツナとカブの葉、春菊が使用されている和風のジェノベーゼソースです。バジルよりもクセがなくていろいろなお料理と相性が良さそうです。ミックスナッツでコクがプラスされているので、このソースだけでも美味しいパスタが完成しますが、少しアレンジするなら、トマトソースをプラスするのもおすすめです。

またFARM CANNINGは、原材料の内容が良いだけではなく、コンセプトもとても素敵です。無農薬・無肥料で育てられる自然栽培の野菜は、凸凹したり大きさや色が不揃いのため、生産量の1/3は規格外となり販売されずに廃棄されると言われています。FARM CANNINGでは、そんな「もったいない野菜」を積極的に農家さんから仕入れて、使用されています。FARM CANNINGの商品を選ぶことで、生産者さんの持続可能な農業に、少しでも貢献出来れば素敵だなと思います。

今回、食品を選ぶ際のポイントとして挙げた「Natural」以外のキーワード、「Macrobiotic」「Vegan」「Sugar Free」「Local」については、次回以降のコラムで、ご紹介していきたいと思います。次回のコラムもお楽しみに。

 

 

 

◆プロフィール◆

 

渡辺美穂

Natural Living代表 / JADP認定マクロビオティックセラピスト

Natural Food Seminar講師 Vegan Carrot Cake レシピ開発・製造

CHAYAマクロビフーズ 公式ブログ・メールマガジン ライター

食の大切さを伝えるためのブランドNatural Livingを立ち上げ、2021年10月より、Naturalな暮らしに繋がる食のセミナーや、イベント・ワークショップの企画と、Vegan Carrot Cake – Gluten Free & White Sugar Free -のレシピ開発、製造などを行っている。