サーモンのバジルペースト香草パン粉焼き

春になって、スーパーの鮮魚売り場ににもピンク色のキングサーモンが並ぶ時期になってきました。油がツヤっとのった旬のキングサーモンと、とっても便利なバジルペーストを使った洋風アレンジをご紹介します。

瓶を開けると、ふわっとバジルの爽やかな青々とした香りが広がる「バジルペースト」(金元醸造)。長野県産の朝採れの新鮮バジルをたっぷり使ったペーストは、濃厚な風味が楽しめます。

バジル以外にも、玉ねぎやごま、ガーリックなどがブレンドされていてそのままトッピングなどに使っても豊かな風味が広がります。絶妙な塩加減で、ひと瓶あればいろんな料理に活用できそうです。

相性バッチリ!サーモンとバジルで洋風アレンジ

今回は、春の時期旬を迎えたサーモンと相性バッチリなバジルペーストを使って、洋風アレンジの香草パン粉焼きに。バジルペーストを下味に使うことで、ハーブをたくさん使う手間も要らず、あっという間にできてしまうのがおすすめポイントです。

まずは、塩をふったサーモンの表面に、バジルペーストを満遍なく塗り込んでいきます。塩は、ほんのちょっぴりひとつまみ程度で大丈夫。

バジルペーストは、身側にしっかり塗り込み、皮面は残りのオイルを馴染ます程度でOK。身の側に満遍なくペーストを塗っていくようにしましょう。

ボウル、あるいは袋の中に、パン粉・乾燥パセリ・粉チーズを入れてしっかりと混ぜ合わせておきます。しっかりと満遍なくがポイント。袋の中の場合は、袋をシェイクしたり、揉んでみたりするとしっかり混ざります。

パン粉がしっかりと混ざり合ったら、サーモンの表面にパン粉をまぶしていきます。表面に塗ったバジルペーストにしっかりとパン粉がくっつくよう、パン粉を手で押し付けながらつけていくと、綺麗に表面にパン粉がくっ付きます。

熱したフライパンに、オリーブオイルを薄く塗ったら、サーモンを中火で焼いていきます。まずは最初は皮目から、ほんのりきつね色に焼き目がつくまで焼いていきます。

皮目が焼けたら、反対側にして身側は蓋を閉じて焼いていきます。パン粉が焦げやすいので、火の強さは様子を見ながら、中火〜中弱火あたりで調整をすると焦げ付かずに仕上がります。

蓋をして2分ほどして、サーモンにしっかりと火が通っていれば完成です。サラダなどと一緒に盛り付けるとバランスよく、見栄えます。

いつもの一品にも、白ワインなどお酒と合わせても美味しくいただけます。レモン汁などをキュッと絞ってさっぱり食べるのもおすすめです。

<材料1人分>

・サーモン切り身:1切

・塩:ひとつまみ

バジルペースト:大さじ1

  • パン粉:大さじ5
  • ドライパセリ:小さじ1
  • 粉チーズ:大さじ1
  • ブラックペッパー:適量

・オリーブオイル:小さじ1

<作り方>

1   .サーモンの表面に塩をふり、身側にバジルペーストを満遍なく塗り込む。皮面にはオイルだけ馴染ませる。

2   .ボウルあるいは袋に、●の材料を全て入れしっかりと混ぜ合わせておく

3   .1に2をふりかけていく。しっかりとサーモンの身にパン粉がくっ付く様、少し身を押してつけていく。

4   .熱したフライパンにオリーブオイルを馴染ませ、中火で皮目から3を焼いていく。皮目がきつね色になったら、ひっくり返し、身側は蓋をして2分ほど焼く。

身側も焼き色がつき、サーモンの身に火がしっかりと通ったら、お皿に盛り付けて完成。

 

 

◆プロフィール◆

松浦裕香里
オーガニック&ナチュラルフード PR/ライター

東京生まれ東京育ち。大学卒業後、法律事務所でパラリーガルとして勤務した際の体調不良による休職経験から、「カラダは食べたものでできている」ことの大切さを痛感。その後5年間オーガニック食品メーカー広報を経験した後、独立。現在は食品メーカー・輸入代理店・飲食店のPRサポートとして活動中。“オーガニックナチュラル食”に精通した知識と、“背伸びしない食を楽しむライフスタイル”に定評があり、メディア等でフードライター・コラムニストとしても活躍の幅を広げている。
Instagram @yukari_matsuura_