
この夏増やしたくないシミ・しわの原因!!
日本は4月以降ぐんぐんと紫外線量が上がってきます。
そしてやはり気になるのは紫外線によるシミとしわ!
これまでのコラムでも紫外線と肌に関する内容は書いてきましたので、ぜひ合わせて読んでいただきたいと思いますが、今回は違う視点からもシミしわの原因があることを知っていただきたいので、夏に限らず新たな防御対策として書いていきたいと思います。
紫外線が老化の8割って言われる時代は終わっている?!
そうそう!そうなんです。
正直この言葉、今も使えるのだろうかという気持ちです。しかも、よくよく考えたら紫外線限定ですからね。
太陽光線というのは、地球上に降り注いでいると考えられているのが「紫外線」「可視光線」「赤外線」。これって電磁波なのです。
「紫外線」はA波とB波そして一部のオゾン層が壊れている場所や高い山頂などにはC波も届いている。肌の老化の8割といわれていた光線。
「可視光線」は虹の七色といわれる、紫、青、水色、緑、黄、橙、赤などの光線で、最近知られるのはブルーライトといわれる青い光線がこの可視光線中の波長380~500㎚の光。パソコンやスマホなどの電子機器からも出ている。
「赤外線」は近赤外線、中赤外線、遠赤外線の3つがあり最近ではその中の近赤外線が私たちの肌や体に有害な一面があることを指摘されています。
だから今は太陽光線全体で老化8割と表現すべきですね。紫外線だけ防いでも太陽光線全体が防げないということなのです。
とはいえ!! 実は太陽光線以外の老化要因にも注目すべき!
コロナウイルス感染症で世の中が変わったことの一つに、リモートワークにより、オンライン〇〇が増えたこと。私自身もオンライン講座が増え、遠方の方々とさらに交流を取るようになりました。しかし、オンラインで講座や打ち合わせ、はたまた飲み会などをするたびに思うのは肩こりや目の疲れ疲、疲労などが起きやすいということ。そしてそれはこれまでよりさらにブルーライトを浴びてしまっているということ。
実はブルーライトは紫外線よりも肌の深いところまで届いているということがわかっていますから、当然老化促進をしてしまっています。
それは女子なら気になるシミしわ!そしてたるみに大きく影響!!
私はそれを「 オンライン老化 」と名付けました。
ということは、お肌にブルーライト対策できる日常のスキンケアが大切になっていきます。
日中は少なからず日焼け止めも活用し、さらに最近は日焼け止め乳液のようなものも出てきましたので、寝る前のスマホにも対策スキンケアとして活用もできます!
そしてこれまで紫外線によるシミ、しわ対策をコラムで書いてきましたが、なにも太陽光線だけでシミしわができるわけではないのでそれ以外の原因も知っておくのが賢明!
知っておこう!自然老化!
実は太陽光線以外にも私たちは日常でシミやしわの原因になることがあります。
そもそもシミとは、シミの原因となるメラニンが表皮内に蓄積することです。そしてこのメラニンというのは、肌の基底層にあるメラノサイトという細胞の中で、チロシンやチシロナーゼというものが反応して作られます。
紫外線が当たるだけではなく様々な要因でこのメラニンが作り出されてしまいます。ではどんな原因があるのでしょう。
このように、私たちに日常には様々なシミやしわを作る要因がたくさんあります。太陽光線の「光老化」というものが8割というならば、それ以外の要因は日々の生活に中で気が付かないうちに少しずつ老化していく「自然老化」とも言えるでしょう。
でも、光老化も自然老化も、いずれも回避しようと思えば気を付けることもできるはず。まずはシミしわの要因をこうして知っておくことも大切ね!
回避の対策は光老化も自然老化も防ぐこと!
特に、体の栄養バランスは老化に負けない体と肌を作る!酸化しにくい体作りが大切!ということですね。
これまでのコラムと合わせて読んでいただき、ぜひシミしわ対策を極めてみてください!
◆専門家プロフィール◆
小松和子
ナチュラルコスメプロデューサー
ナチュラルコスメメイクアップアーティスト
TVドラマ・CM・映画・雑誌などの分野で、フリーのヘアメイクアップアーティストとして数々の著名人を担当。自身の化学物質過敏症をきっかけに肌と化粧品に関する知識を独学で学び、2008年ナチュラルコスメ専門のヘアメイクアップアーティストとして転身。現在はナチュラルコスメプロデューサーとして、化粧品開発のプロデュースや講演・講座・企業研修・展示会・イベント・店舗プロデュースなど幅広く活躍中。一般向けのパーソナルナチュラルコスメ カウンセリングやメイク講座は、毎回すぐに予約が埋まる人気。2017年1月よりオーガニック・ナチュラルコスメと肌知識に特化したクラムスクール「Natural Life & Beauty Academy」を開校。