
オーガニック&ナチュラルコスメの選び方ポイント/アイメイク編
皆さん、こんにちは!さて、今回はアイメイクについてお話をしたいと思います!!
ですが、、、現在、世の中の多くの人が緊急事態宣言で自宅にこもっている中で、「誰にも会わないから服装や髪、メイクはどうでもいいわ!」なんて思っている人、意外に多いのではないかと。。。
でも、そこは私も毎日気を付けている部分でもあって、生活に張りをもたらすためにも、アクセサリーひとつでもさりげなくおしゃれをしていたいと思っています。それに、この感染対策期間中に何もかまわずに過ごしていたら、気づけば一気に老け込んでしまうかもしれません!!
たとえ感染対策でマスクを強いられていても、アイメイクだけは楽しめるし、むしろ、外出するときは、メイクは目元しかオシャレをすることができないから、目元のメイクをいつもより工夫してみるとマスク生活も意外に楽しく過ごせるはず!!
さぁ、あなたもアイメイクで魅力的な目元を作りましょう!
目元のアイテムはフルで活用よ!
目元のアイテムと言えば、アイシャドウ、アイライナー、マスカラですね!マスクをしていてもきれいに見えるお勧めしたいアイテムの選び方と使い方をご紹介いたします!!
●春だけどマスクをつけるときはアイシャドウの色はいつもより深みのあるカラーを選ぶべし!!
どういうことかというと、目元を強調し、魅力的に見せるには深いカラーでの目元の引き締めがポイントとなります。まつ毛の生え際部分がしっかりと深みが出るようにアイカラーのグラデーションを出すこと。
選ぶカラーは深いピンク系、深いブラウン系、深いグリーン系、そしてボルドー系などがお勧めです。
一見、冬っぽいカラーではありますが、パールやラメが入ったカラーを選ぶと深みに表情が加わり重たい印象になりにくい。
ただし、始めにまぶたのくすみを取るために明るいベージュやベビーピンクのカラーをまぶた全体にベースとして使用してから深めのカラーを上に重ねてみましょう。そうすればくすみも防げるし、ムラにもなりにくい。ちなみにアイシャドウは必ずまつ毛の生え際ギリギリまで丁寧にしっかりと塗ってくださいね!
●下まぶたにアイシャドウをチャレンジするべし!!
アイシャドウは上まぶたにのせるだけではなく、ぜひ、下まぶたにものせてみましょう!また、春の使用カラーは、上のまぶたよりもやや明るい色が好ましいですね。
下まぶたは、中央に多く入れた場合は、目が丸く見えてぱっちりとした印象が出ますし、目尻側に入れるとややたれ目がちに見えるのでかわいらしい印象に。
正直、アイシャドウをまぶたの上下に入れただけの状態だと、一瞬、パンダ目のような目元になりますが(笑)、ここからアイラインやマスカラを付けることでバランスが良くなり目元が際立ってきます。
勇気がない人はベージュやベージュピンクなどからチャレンジを!
●アイライナーはペンシルタイプとリキッドタイプを2つ使うと別人になれる!!
これはマスクをしたときのメイク以外にも普段から是非お勧めしたいメイク方法です。ペンシルとリキッドのアイライナーをダブルで使っていきます。
この時、使うカラーは同じ色で!では使い方の手順をのせて見ますね!
① 始めにまつ毛とまつ毛の間をペンシルでうめていきます。
➁ ペンシルで書いた後、チップでラインをぼかしてなじませていきます。
➂ ぼかしたペンシルの上にリキッドライナーでラインを重ねて引き直します。
④ 目尻はリキッドライナーでやや長めに書き足します。
この方法でアイラインを引くと目元に深みが出てぐっと印象深いアイメイクが完成します。
ただし、知っておけねばならないのはオーガニック・ナチュラルコスメのアイライナーは、ペンシルは油分で滲みやすく、リキッドライナーは汗や涙でとれやすいのが欠点。だから下まぶたに関して心配な場合は、にじみを考慮してラインを書かないか、アイシャドウで引き締める程度にしてもよいかもしれません。
でもね!落ちやすいという事は、本来余計なものが入っておらず、環境にも優しいという証拠でもあります。もしもオーガニックやナチュラルとうたっているのに崩れにくい製品だったなら、それは本物のオーガニック・ナチュラルコスメではないという事も知っておこう!
●仕上げのマスカラで3Dに!!
ポイントはビューラーで作るまつ毛の角度です。何が違うって、仕上がりを比べていただくとわかりますが、とにかく目の輝き方が格段と変わります。
まず、ビューラーでまつ毛をあげるときに意識したいのは、まつ毛を挟む場所。まつ毛の長さは人それぞれですが、ビューラーでカールをする場所はできればまつ毛の根本と長さの真ん中あたりの2カ所、もしくはまつ毛が長い人なら、根本、真ん中、毛先の3カ所でアプローチ。
いつもメイクレッスンのお客様にはご自身でカールをしているところを見せてもらっていますが大抵の人が根元を挟んでおしまい。そうすると根元で折れた感じになってしまい、美しいカーブを描いてくれません。マスカラをしているとすぐに角度も落ちてしまい、カールも長持ちしない。
だから、必ず根本だけではなく2、3カ所でカールを作ります。そしてそのカールの目安は、ぱっちり目を開けたときにまつ毛がまぶたの中央の部分にかかり、しっかりと毛が見えてくるまでカールをして上げていきます。
これができているとマスカラを付けたときに見違えるほど目を美しく見せることができるので知っていないともったいない!そしてカールが終わったら上下、全体にマスカラを付けていくと3D効果が生まれてきます!
そして、総論から言うと、目元の印象をぐっと高めるには、色の深み効果とマスカラによる立体演出が決めてとなります。
マスカラでカールが取れやすい人は、左右のまつ毛を交互に、
少し付けて⇒乾かす
を何回も繰り返してつけるとカールが落ちにくく仕上がります。同じところを何度も重ねてつけてしまうとアッという間にカールはなくなるので気を付けましょう!
自宅での時間が増えている今!自分磨きにぜひチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
◆専門家プロフィール◆
小松和子
ナチュラルコスメプロデューサー
ナチュラルコスメメイクアップアーティスト
TVドラマ・CM・映画・雑誌などの分野で、フリーのヘアメイクアップアーティストとして数々の著名人を担当。自身の化学物質過敏症をきっかけに肌と化粧品に関する知識を独学で学び、2008年ナチュラルコスメ専門のヘアメイクアップアーティストとして転身。現在はナチュラルコスメプロデューサーとして、化粧品開発のプロデュースや講演・講座・企業研修・展示会・イベント・店舗プロデュースなど幅広く活躍中。一般向けのパーソナルナチュラルコスメ カウンセリングやメイク講座は、毎回すぐに予約が埋まる人気。2017年1月よりオーガニック・ナチュラルコスメと肌知識に特化したクラムスクール「Natural Life & Beauty Academy」を開校。