冬の肌と髪の静電気対策

皆さんこんにちは。
今年は暖冬と言いつつも、急な気温変化もあったりで体や肌はついていくのが大変ですね~。さて今回は、この乾燥時期に多くの方がなんとなく不快に感じている「肌や髪の静電気対策」についてお話したいと思います。

世代もあると思いますが(笑)私が小学校の頃、友達と下敷きを髪にこすりつけ、静電気を起こして遊んでいたことがありました。当時は下敷きに放射線状に髪が張り付いているのが、不思議で楽しかったのでしょう。でも静電気が起きた後の髪は、顔に張り付いたりしてとっても不快でした。

静電気の起こりやすい今の時期、ナイロンのワンピースやダウンコート、ウールのコート、ニットのセーター、フリースなどを脱いだりするとき、さらにドアノブを触るときや人と触れたりするタイミングでビクッとすることありますよね。

実はこの静電気現象、私はオーガニック業界に入ってから極端に減ったのです。これってどういうことなのでしょう。

静電気の起こる原因って?

皆さんもご存知の通り、今の時期は気温と共に湿度が極端に下がり、外気が乾燥しています。だから当然、服の組み合わせや摩擦で静電気が起こりますね。ただ、静電気が起こりやすい体質なんかもあったりします。

例えば、生活習慣が乱れて体が酸化傾向にある人は静電気が起きやすいと言われています。なぜなら、体の中のプラスとマイナスの電気が通常は同じ数だけ存在しバランスを保っているところに何かの要因、例えば服の素材や肌や髪の乾燥など、ちょっとしたことでそのプラスとマイナスの電気の数が増えたり減ったりして静電気が発生してしまうのです。

私の場合、撮影業界にいたころに相当な不摂生生活をしていましたので、恐ろしいほど血液がドロドロだったのだと思います。それに肌も髪も乾燥がひどかった。だから静電気は常日頃に起こっていて、静電気防止スプレーを毎日必ず持ち歩いていたほどなのです。だから今思うとそら恐ろしい酸化体質になっていたのだと反省。

今は規則正しい生活に戻り、添加物をできるだけ取らない生活と、肌の健康を損なわないシンプルケアに変え、見違えるほど静電気が起こりにくくなっているのを感じます。

また、外気の湿度や自分自身の潤いも関係します。肌や髪もきちんと潤っていれば電位は逃げやすくなる。乾燥した状態でいれば、電気は帯電したままの状態になってしまう。でも今は、現代の人の肌や髪の乾燥は尋常ではない傾向もあり、最近社会問題になりつつある、皮膚科で処方される高保湿な塗り薬のヒルドイドクリームを毎日のスキンケア代わりとして常用する傾向が、若い年齢層に浸透しているという、まさに正常な肌を保てなくなっている現状があります。このままでは将来の肌や身体はボロボロになっていってしまいます。

肌や髪で起こる静電気は、体の内側の健康にもつながっていることを前提に、日々の不快を改善すべく、オーガニック・ナチュラルコスメで安心ケアをしてみましょう!

オーガニック・ナチュラルコスメで静電気ケア

— 肌編 —

人と触れたとたんにバチン!そんな酸化女子になりたくなければ抗酸化成分たっぷりのオーガニックナチュラルコスメでしっかり保湿をしましょう!静電気にはとにかく保湿が一番なのです!

●部屋や会社のデスクに必ず加湿器を!
加湿器はリビング、寝室、会社のデスクと常に身近にあると肌の乾燥が軽減します。意外にも効果が高いので必須!!

●お風呂はシャワーではなく必ず入浴剤を入れて湯船につかろう!
血行促進して汗をかく。毛細血管を退化させないことで自力の潤いを高めよう!さらにナチュラルな入浴剤を入れてお風呂に入れば塩素の影響も減り、体もぽかぽか。

●保湿クリームやハンドクリームを持ち歩こう!
乾燥するからと化粧水をしても水は蒸発するから無駄。みずみずしいクリームを持ち歩いて乾燥対策を!!ハンドクリームを塗るだけでもドアノブバチンッ!は防止できる!

 

●ファンデーションはリキッドやクリームタイプで保湿を高めよう!
できるだけ肌の保湿を高めるためにファンデも、水分と油分を多く含む、クリームやリキッドタイプを使ってみましょう!静電気で髪が顔に張り付くなんてこともなくなります。

●服の素材の組み合わせでも肌に影響する!
服の素材はそれぞれプラスの電気とマイナスの電気をためやすいものがあります。例えばヒートテックはマイナスの電気集めてしまうレーヨンなどの化学繊維が使われているようですが、それ自体での静電気ではなく重ね着をしたときにプラスの電気を集める素材と組み合わせるとバチン!となります。肌や髪、身体のめに素材の組み合わせも大切という事なのですね~!

・プラスの電気を集めやすい素材 — ポリエステル・アクリルなど
・マイナスの電気を集めやすい素材 — レーヨン・ウール・ナイロンなど

ちなみに、オーガニック業界の人はそういうことがきちんとわかって使っている人も多いから麻、綿、シルク、竹布などといった自然素材を愛用している人が多いです。気づけば私もシルクと竹布がとっても多くなりました。インナーに着ればアウターとのバチン!が減ってくると思います。

●ホットカーペットや電気毛布、コタツに注意
電気が直接触れている時間が長いと体に帯電していきます。体の不調に繋がらないように植物や土に触るなどして放電するとよいです。自然に触れるという事がアーシングになるのですねー。

 

— ヘア編 

静電気で髪がまとまらない!傷んでいればさらにバチバチ!こんな時の髪のケアどうすればいいの?

●髪染めはヘナにする
市販の毛染めや美容室のヘアカラー、美容には欠かせないかもしれないけど、ヘナで対応ができるならできるだけ変えたほうがお勧め。なぜなら、毛染めは強い薬剤により髪の深部までダメージを与えて乾燥させてしまうから。ヘナは髪をコーテイングし、ハリと艶を高めてくれますから傷んだ髪を守ってくれるのです。もちろんデトックス効果もあるしいい事ばかり。黒髪の人でももちろんヘナは出来ますから髪の保護のためにも是非お勧めです!

●毎日洗わない
体もそうだけど、髪だって毎日洗えばパサつきます。それはオーガニックナチュラルコスメのシャンプーでも同じ。せめて冬の時期はシャンプーの日と湯シャンの日、を一日おきにしたりして洗いすぎをなくしてみよう!静電気が気になるときは必ずコンディショナーを使うのがコツ!

●ナチュラルなもので緊急に静電気防止をするときは!
実はこれ、一番便利!!髪に使う場合はコンディショナーを薄めた液体でスプレーする。又は水にグリセリンを入れてスプレーするとよいです。これは服にも応用できるので、タイツとスカートが静電気で張り付くなんて時も活躍する!ただし、白いシャツなどはシミにならないよう使すぎに気を付けよう!

●髪のセットには静電気の起こりにくいブラシを!
ドライヤーの最中から静電気でまとまらないなんてこともあります。そんな時、世の中にはいろんな便利アイテムがあって、静電気が起こりにくいブラシなどというものがありますから探してみるとよいと思います。

静電気の起こらない工夫をぜひ試してみてくださいね!

 

◆専門家プロフィール◆


小松和子
ナチュラルコスメプロデューサー
ナチュラルコスメメイクアップアーティスト

TVドラマ・CM・映画・雑誌などの分野で、フリーのヘアメイクアップアーティストとして数々の著名人を担当。自身の化学物質過敏症をきっかけに肌と化粧品に関する知識を独学で学び、2008年ナチュラルコスメ専門のヘアメイクアップアーティストとして転身。現在はナチュラルコスメプロデューサーとして、化粧品開発のプロデュースや講演・講座・企業研修・展示会・イベント・店舗プロデュースなど幅広く活躍中。一般向けのパーソナルナチュラルコスメ カウンセリングやメイク講座は、毎回すぐに予約が埋まる人気。2017年1月よりオーガニック・ナチュラルコスメと肌知識に特化したクラムスクール「Natural Life & Beauty Academy」を開校。