ひじきとお豆腐の梅和え

新年を迎えました。2020年もからだに嬉しいお弁当をご紹介できればと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

さて、一年で一番寒い時期と言われる大寒に入り、季節は冬真っ盛り。寒い日が続きますね。2月4日立春までは冬の土用でもあります。年に4度季節の変わり目にある土用は、体も心もなるべく静かに過ごしたい時期です。来るべき春を健やかに過ごすためにも、暴飲暴食は控え、体をしっかり休ませましょう。今回ご紹介するのは、ひじきとお豆腐の梅和え。私の日常の献立づくりのポイントと合わせてご紹介します。

何にしよう・・・と悩む前に

私が日常の献立を考える時、なるべく使うように心がけている食材がいくつかあります。まずは、ミネラルたっぷりのひじきやわかめ、ふのり、めかぶ、昆布、海苔などの海藻です。四方を海に囲まれた日本ではどこにでも手に入り、私たちの食卓を昔から支えてきた食材。ビタミンや食物繊維なども豊富ながら、カロリーは低いため、女性のダイエットや美容にもよく、美しい髪を作る力があるとも言われています。また、腸をきれいにして便秘を解消したり、有害物質の排泄を助けるとも。甲状腺と関わりのあるヨウ素も多く含むため、毎日少量ずつ摂るのがおすすめです。

また、良質なタンパク質の源として豆類や豆製品も心がけて入れるようにしています。大豆、小豆、黒豆などのお豆をそのまま、またお豆腐や高野豆腐などです。タンパク質は炭水化物や脂質とならんで三大栄養素の一つ。筋肉や細胞を作る栄養素です。

今日のおかずには、海藻がないからお味噌汁はわかめに・・・、豆類がないからあと一品は高野豆腐にしよう、なんていう風にクリアしていくと、バランスの良い食卓やお弁当が自然と出来上がっています。海藻と豆、是非参考にしてみてください。

ひじきとお豆腐の梅和え

今回ご紹介するのは、その海藻の中でもカルシウムが豊富なひじき、そして大豆からできたお豆腐を梅で和えたもの。ひじきというと煮物のイメージがありますが、お豆腐と梅でさっぱり美味しくいただけます。お弁当のおかずとして入れるときは、お豆腐をさっと湯がいて殺菌するのを忘れずに。また、真夏にお弁当にするのは避けた方がよいでしょう。暑くなると水分豊富なお豆腐は傷みが気になるため、お豆腐を使ったおかずは寒い時期のお弁当でのみ楽しめるものでもあります。

ひじきは、芽ひじきよりも、長ひじきのような少し存在感のあるものが豆腐とよく絡んでオススメ。また、ひじきを煮るときは梅干しの種を一緒に。こうすることで、ひじきの臭みを取り除くことができます。

ひじきと豆腐の梅和え

【材料】 (2人分)
・ひじき 3g(乾燥)
・木綿豆腐 1/2丁
・梅干し 1個
・醤油 適量
・胡麻油 適量

【作り方】
①木綿豆腐はさっと湯どうしして殺菌する。

②晒しやキッチンペーパーなどに包み重石をして、1-2時間水抜きする。

③梅干しは種と果肉に分け、果肉は包丁で叩いておく。

④水で戻したひじきを胡麻油でさっと炒め、ひたひたの水、梅干しの種を入れて煮る。

⑤水分がなくなったら、梅干しのタネを取り出し、梅干しの果肉で和える。

⑥②を手で潰しながら⑤に入れる。

⑦醤油で味を整える。

 

◆専門家プロフィール◆


中島芙美枝

美味しく、楽しく、美しい、「ほんもの」の食を。
北海道生まれ。ニューヨーク、東京でのメディア会社勤務を経て、食の道へ。やまと薬膳オオニシ恭子師に食養を学ぶ。自然栽培のお野菜や手作りの発酵調味料を使い、季節や体調に合わせたからだを整える食を提案。お弁当、社食、料理教室など活動。やまと薬膳初級講師。
Instagram @fumie_nakajima